エンニオ・モリコーネ
うっとおしい梅雨がなかなか明けませんね・・・

本当に今年はよく降りますね・・・

コロナの感染者が多い日が続いていますが、政府は経済を停滞させずにコロナとの共存を選択しているようですね。

GO TO キャンペーンもどうなることやら・・・

そんな中でも当店、on and onは「感染防止徹底宣言」の認可を都から受けて、以前と同様に「新富町のサウンド・オアシス」として皆様により良いサウンドをお届けするために頑張って営業しております。

安心してお気軽にお越しください!
今回は、この7月6日に91歳で亡くなられたイタリアの大作曲家「エンニオ・モリコーネ」について追悼の意味を込めて僭越ながら私、サトーBが語らせていただきます。

エンニオ・モリコーネは1960年代から最近まで本当に数多くの主に映画音楽を作曲しました。

中でもイタリアの巨匠セルジオ・レオーネ監督をはじめとする一連の当時「マカロニ・ウェスタン」と呼ばれたイタリア制作の西部劇におけるモリコーネの功績は計り知れないです。
荒野の用心棒

クリント・イーストウッド主演のこれらのシリーズは当時大ヒットしました。

当時は子供でしたが「西部劇の音楽」として僕らの体にすり込まれたのは「モリコーネの音楽」だった事を大人になって知りました。

黒澤明監督の「用心棒」のリメイク作品です。


1970年代に入るとモリコーネはイタリア映画だけでなく世界中の映画を手掛けるようになります。
遊星からの物体X

この映画は1982年のジョン・カーペンター監督のアメリカ映画ですが当時何の予備知識もなく観て、脳みそをかち割られたくらいのショックを受けた作品です。

現在でもSFホラー映画のエポックメーキング的な作品として語り継がれています。今観てもCGのない時代とは思えないリアルな映像です。とにかく映画として面白いです。

この「遊星からの物体X」の音楽はゾクゾクするような恐怖心を増長させるベースの音が印象的でしたが、誠に恥ずかしながらこの音楽がモリコーネだった事を最近知りました。改めて守備範囲の広さに敬服しました。
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ

ロバート・デ・ニーロ主演、1984年のアメリカ・イタリア合作でセルジオ・レオーネ監督の遺作でもある本作品は1920年代からのニューヨークを舞台にした壮大な作品です。

この作品のモリコーネの音楽は本当に素晴らしく、英国アカデミー賞の作曲賞を受賞しています。間違いなくモリコーネの代表作の一つです。

ニュー・シネマ・パラダイス

モリコーネといえば「ニュー・シネマ・パラダイス」!というくらいこの作品の音楽は有名です。僕もこの作品は大好きでDVDを購入して何度も観ています。何度観ても号泣します。

1988年、ジュゼッペ・トルナトーレ監督のイタリア映画です。アカデミー賞外国語映画賞を受賞しています。

「ニュー・シネマ・パラダイス」の曲はパット・メセニーやクリス・ボッティーをはじめ数多くのアーティスト達にカバーされています。

同じくジュゼッペ・トルナトーレ監督の「マレーナ」という作品も「ニュー・シネマ・パラダイス」ほど世間一般には知られていませんが、モリコーネの音楽で素晴らしい作品です。
ヘイトフル・エイト

「キル・ビル」で有名なクエンティン・タランティーノ監督の2015年作品です。

個人的にはモリコーネの音楽はもちろん、作品としてめちゃめちゃ面白いのでおススメです!

モリコーネ晩年の最後から2番目の仕事でしたが、この作品でアカデミー賞作曲賞を受賞しています。


今回は本当に僭越ながらエンニオ・モリコーネを語らせていただきました。

月並みですが、中でもやはり「ニュー・シネマ・パラダイス」は作品、音楽ともに最高のクオリティーなので、もしご覧になっていない方がいらっしゃったら是非ともご覧ください。

公開当初は配給会社の意向でショートバージョンで公開されていてジュゼッペ・トルナトーレ監督はかなり不満だったそうですが、その後ノーカットの完全版が公開されDVDにも完全版が収録されています。圧倒的に完全版の方が素晴らしいので、ご覧になるのなら是非とも完全版をご覧ください。(サトーB)