Pat Metheny
まだまだ酷暑が続いておりますね・・・

皆様はお体の方は大丈夫ですか?くれぐれも熱中症に注意してお過ごしください。

この酷暑なので例年以上にエアコンを使用しているので電気料金が不安です・・・

さらに我が家には5月末から新しい家族(猫)が増えて昼間は基本留守番なのですが、この暑さなので彼(オス猫なんです・・・)が行き来する部屋のエアコンはつけっぱなしという状況なのです。

なので、さらに電気料金の請求が怖いのです・・・

まあ私事の話は置いといて、当店on and onは残暑厳しいこの状況でも元気に営業しておりますので、お気軽にお越しください。もちろんコロナ対策は気を抜くことなく万全を期してお待ちしております。
今回はアメリカが生んだジャズ、フュージョン界のスーパーギタリスト、Pat Metheny(パット。・メセニー)をご紹介いたします。
パット・メセニー

パット・メセニーは1954年、アメリカのミズーリ州で生まれました。

あまりにも有名なギタリストなので僕が紹介するのもなんですが・・・

でも、僕も昔から大好きなんです・・・

パットの何がすごいって、18歳でアメリカの有名な音楽大学「バークリー音楽大学」に入学するなら普通なんですが、当時すでにジャズ界のスーパービブラフォン奏者,ゲイリー・バートンのバンドでプレイしていたので、彼の強力な推薦があって講師をしていた事です。

18歳でバークリーの講師ってあり得ません!

アル・ディ・メオラが当時パットの生徒だった事は有名です。
ブライト・サイズ・ライフ

そして、1975年にこのリーダーアルバムでソロデビューします。ギター、ベース、ドラムのトリオによるアルバムですが二十歳そこそこのパットのギタープレイのクオリティーが、この段階でほぼ8割がた出来上がっている点が驚異です。

それと特筆すべきはこのアルバムはベースが有名になる以前のジャコ・パストリアスが弾いているのです。ジャコのプレイはもちろん圧巻です。

このアルバムは当時から僕の愛聴盤です。
オフランプ

その後パットはライル・メイズ(キーボード)という強力なパートナーを得て「パット・メセニー・グループ」(以後、PMGと表記します。)躍進を続けます。

パットと共に長年に渡り数多くの名演を残したライル・メイズは今年の2月に闘病の末、他界されました。心より冥福をお祈りいたします。

PMGとしては3枚目のこのアルバム「オフランプ」はPMGのサウンドを確立した画期的なアルバムでした。それまでの2枚のアルバムはいわゆる「耳心地のよいフージョン」でしたが、このアルバムから音楽自体のクオリティーの進化が始まります。ベースのスティーブ・ロドビーとドラムのポール・ワイティコの参加も大きな進化の要因になっています。パットの一つの代名詞でもあるローランドのギターシンセサイザーもこのアルバムから使い始めました。

しかし・・・笑ってしまうのは、この「オフランプ」は日本で発売当初は「愛のカフェオーレ」という邦題がついていました。まったくもってして意味不明ですね~
スティル・ライフ

その後、PMGの快進撃は続きましたが僕はこのアルバム「スティル・ライフ」が一番好きです。中でもM-3の「Last Train Home」はPMGの代表曲で心洗われる名曲です。この曲を聴くと家に帰りたくなります。
シークレット・ストーリー

このアルバムはPMGではなくてパットのソロアルバムのカテゴリーですが、僕はこのアルバムが彼の全作品を通しての最高傑作だと思っています。トータルで1時間16分にも及ぶ大作ですが最後まで引き込まれるように聴きいってしまいます。

特にハーモニカのトゥーツ・シールマンスが参加しているM-8「Alawys And Forever」は素晴らし過ぎて涙なしでは聴けません・・・
ミズーリの空高く

このアルバムはパットと同じミズーリ州出身のジャズ界のレジェンド・ベーシスト、チャーリー・ヘイデンとのデュオアルバムです。

チャーリー・ヘイデンはパットより17才も年上の白人ジャズ・ベーシストですが、オーネット・コールマンやキース・ジャレットなどとの共演でも有名です。僕が大好きなベーシストの一人ですが、何が凄いってとにかく「一音入魂」「朴訥(ぼくとつ)」で説得力が半端ないのです。数多くのベーシストの中でも、最も少ない音数でその音楽を成立させるのがチャーリー・ヘイデンです。

そんな二人が作り上げたこのアルバムは、ミズーリ州の広大な大地が目の前に広がるような正に珠玉のアルバムです・・・

チャーリー・ヘイデンも残念ながら2014年に他界されています。


今回はアメリカを代表するスーパー・ギタリスト「パット・メセニー」をご紹介させていただきました。ここに紹介したアルバムはどれも名盤なので機会があれば是非お聴きいただけたら幸いです。(サトーB)