歴史を築いた偉大なベーシスト達 第6回
あっという間に11月も半ばですね~

当初の予想通り寒くなってコロナがまた猛威を振るっていますね。

当店は以前と同様にスタッフのマスク着用、手洗い、消毒、換気を徹底して行っておりますので安心して「新富町のサウンドオアシス~on and on」にお誘いあわせの上お越しください!
さて、このシリーズも6回目を迎えました。今までを振り返ると・・・

第1回 ポール・マッカートニー
第2回 ジェームズ・ジェマーソン
第3回 ピノ・パラディーノ
第4回 アンソニー・ジャクソン
第5回 クリス・スクワイア

全くの偶然なのですが、この順番に自分である法則を発見しました。

この法則をお分かりになる方は、かなりのベース通です。

答えは・・・

第1回 ポール・マッカートニー(イギリス人)
第2回 ジェームズ・ジェマーソン(アメリカ人)
第3回 ピノ・パラディーノ(イギリス人)
第4回 アンソニー・ジャクソン(アメリカ人)
第5回 クリス・スクワイア(イギリス人)

このように、たまたまですがイギリス人ベーシストとアメリカ人ベーシストを交互に紹介していた事に気づきました。

なので、この法則で行くと第6回の今回はアメリカ人ベーシストになりますね~

もちろんアメリカとイギリス以外にも素晴らしいベーシストはたくさんいるのですが、とりあえず今回も慣例に従ってアメリカ人ベーシストを紹介させていただく事にしました。

前置きが長くなりましたが、今回の偉大なベーシストは!
ジョー・オズボーン

ジョー・オズボーン(Joe Osborn)1937年~2018年(アメリカ ルイジアナ州生まれ)

昨今の超絶な音数の嵐のようなハイパーなベースプレイは一切しませんが、いわゆる「歌モノ」のベースプレイとしては、ベース自体がアレンジの中核を形成してしまうほどの正に「ツボを得た」プレイを数々残しました。

「いぶし銀」とは彼のことです・・・
レッキングクルー

「レッキングクルー」とは、1960年代~70年代に主にロサンゼルスで活躍した凄腕のスタジオミュージシャンの集団です。彼らはフランク・シナトラやエルビス・プレスリー、ビーチ・ボーイズなどのそうそうたるビックスターたちのレコーディングに携わっていました。

ジョー・オズボーンは、その「レッキングクルー」の一員でした。

当時は日の目を見なかった彼らの功績が同名のドキュメンタリー映画となって2016年に公開されています。現在はDVD化されていますので興味のある方は是非ご覧ください。
明日に架ける橋

その後も、ママ&パパス、The 5th Dimensionなど数々の現場で活躍するジョー・オズボーンですが、サイモン&ガーファンクルの大ヒットアルバム「明日に架ける橋」も彼がベースを弾いています。

ここでも超絶なプレイは何一つしていませんが、音楽そのもののクオリティーを底上げしてしまうような艶のあるベースを披露しています。
カーペンターズ

そして、今回これだけは皆さんにお伝えしたかった事ですが、あの「カーペンターズ」を見い出してプロデュースして世に出したのは、ジョー・オズボーンです!

もちろんほとんど楽曲でベースも弾いています。

名曲「スーパースター」の歌前の印象的なスライドダウンのベースフィルは彼です。

様々な曲で決して出しゃばらずに、ここぞというところでキラッと光るベースプレイを披露しています。

「ジョー・オズボーン」の名前は知らなくても、現在でもポピュラーミュージック界で絶大な人気と支持を得ている「カーペンターズ」は、たくさんの方がご存じだと思います。

「カーペンターズ」の50年もの時を経ても色あせないサウンド・・・そこには計り知れない程のジョー・オズボーンの功績が大きいのです。


ジョー・オズボーンは2018年の12月に肝臓癌のため惜しまれながら81年の生涯を閉じました。

しかし、彼の残した本当に数多くの素晴らしい音楽は、エバーグリーンなサウンドとしてこれからも聴き継がれていくでしょう。

安らかにお眠りください・・・(サトーB)