僕がスカラーの存在を認識したのは1980年代にプログレッシヴロックバンド「ジェネシス」のドラマーでもあり、ソロアーティストとしてはヴォーカルでも世界を席巻したフィル・コリンズのサポートで弾いていた時です。
ちなみにフィル・コリンズは昔から”薄い”ので見た目は、ビフォーもアフターも当時からあまり変わりませんね・・・
それにしても・・・
やっぱりジェームス・テイラーは・・・
スカラーは一度見たら忘れられない風貌ですが、そのベースプレイ自体は一聴すると特に目立った事もせずに淡々とアンサンブルを支えているように聴こえます。しかし彼のベースプレイをコピーして実際に弾いてみると全くCDのようにならないのです・・・具体的に説明しますと、その楽曲に対するタイム感とフレージングが有り得ないくらい絶妙なんです!

松任谷由実