スパゲッティ・・・あれこれ・・・
緊急事態宣言が続く中、外食も思うように行けませんね・・・

なので先日我が家では初めてUber Eatsを利用し「中本」の「蒙古タンメン」をいただきました。無事に届いてそれなりに美味しくいただきましたが、4人前で5,000円以上払いました。「蒙古タンメン」はお店で食べれば1人前820円です・・・

Uber Eatsの手数料を一体いくら払ったのだろう・・・

僕の結論・・・「Uber Eats、高過ぎ!もう二度と頼まない!」

だったら自分で頑張って美味しい料理を作った方がいいですね~
今回は日本の食文化に関するお話を少しさせていただきます。

日本ほど世界中の食文化を貪欲に取り入れて、自分たちなりにアレンジしてしまう国は他にないと思います。

中でもイタリアンはちゃんとイタリアンの伝統を継承して「正しいイタリアン」を提供している場合と、ある意味冒涜とも思えるほど日本風に勝手にアレンジして完全に「ジャパニーズ・イタリアン」となっている場合と両極端が存在していて非常に面白いです。
スパゲッティ・ナポリタン

この「ナポリタン」がイタリアには存在しない、代表的な「ジャパニーズ・イタリアン」である事は有名です。

日本の「ナポリタン」にはケチャップが必要不可欠ですが、そもそも本場のイタリアンにおいてトマトは使っても、アメリカ生まれの加工食品である「ケチャップ」を使うことは有り得ないそうです。

しかし・・・ケチャップべちゃべちゃ系の味付けに、炒めたハム、またはベーコン、玉ねぎ、ピーマン、マッシュルームが入った「ナポリタン」が実に美味しいのですよね~

この昭和の主に喫茶店の「ナポリタン」は見事に完成された「ジャパニーズ・イタリアン」の代表例ですね。


僕の高校時代に特に親しかったというわけでもありませんが、コンドウ君という同級生がいました。

当時どんな話の流れからかは覚えていませんが、コンドウ君が「おらぁ、いつかイタリアのナポリさ行って本場もんの”ナポリタン”さ食ってみてぇ~んだ~」と言いました。

コンドウ君は中3まで青森で育ったので思い切り”青森弁”でした。東京の高校に進学しても変に標準語に迎合しようとせずに自然に”青森弁”を話していました。そんな彼の故郷の言葉を大切にする態度に僕は好感を持っていました。

その時点で僕は「ナポリタン」が完全な「ジャパニーズ・イタリアン」でイタリアには存在しない事を知っていましたが、その事実をコンドウ君に伝える事は彼の夢を無残に打ち砕いてしまうような気がして言えませんでした。

僕は「そうなんだ~いつか行けるといいね!」と言いました。

「んだっ!」コンドウ君は嬉しそうに頷きました。

高校を卒業以来、コンドウ君とは会っていません・・・

遅かれ早かれコンドウ君も「イタリアにナポリタンは存在しない」という事実と直面したはずです。だったら、あの時に「コンドウ君・・・あのね・・・イタリアにナポリタンはないんだよ・・・」と事実を伝えた方がよかったのかな・・・と思う時があります。

あの時の僕の「事実を伝えずコンドウ君の”夢”を優先した」選択は正しかったのか?・・・間違っていたのか?・・・正解はないのかな・・・

長くなりましたが、「ナポリタン」で”コンドウ君”を思い出してしまいました。
スパゲッティ・ミートソース

実はこの「スパゲッティ・ミートソース」も「ジャパニーズ・イタリアン」でイタリアにはないそうです。

イタリアンでミートソースを絡めるパスタは、必ずタリアテッレ(平打ち麺)を使用して「ボロネーゼ」と言います。丸い普通のスパゲッティ麺でミートソースを絡める事は有り得ないそうです。
あんかけスパゲッティ

これぞ「キング・オブ・ジャパニーズ・イタリアン」!

「イタリアンへの冒涜だ!」だと非難されても仕方ないような名古屋発祥のご当地グルメです。

個人的に僕は大好きですが、賛否両論があります。「イタリアン」だと思ってはいけません。アルデンテのかけらもありません。なんせ麺は茹で置きでブヨブヨです。”スパゲッティ”と言うよりは”うどん”に近いかもしれません。それを更に油で炒めて胡椒のきいた独特のトマトソースを絡めます。人によっては「こんな不味いもの食えない!」という人もいます。もう一度言いますが僕は大好きです!

具はいろいろありますが、玉ねぎ、ピーマンなどの野菜系を「カントリー」、ソーセージ、ベーコンなどの肉系を「ミラネーゼ」と呼びます。ポピュラーなのはこの両方入ったタイプで「ミラカン」と呼ばれます。僕も食べる時はこの「ミラカン」を食べます。

名古屋に行くと時間を作って必ず食べます。栄にある老舗「スパゲッティハウス・ヨコイ」に行きます。ここの「ミラカン」は絶品です。赤い魚肉ウインナーが最上級のB級グルメ感を演出しています。(「最上級のB級グルメ」というのがポイントです。決して「A級グルメ」ではないのです。)

この「あんかけスパゲッティ」が東京でも食べられたらいいな~と思っていたら、6~7年前に高田馬場に「名古屋発祥!あんかけスパゲッティ専門店」がオープンしたのです!その店を発見した時は僕は歓喜の雄たけびをあげ「今度食べに行こう!」と思っていたら、2か月ほどで閉店してしまいました・・・予定が合わず結局行けませんでした。残念ながら名古屋の食文化は東京には根付かなかったようです・・・

「あんかけスパゲッティ」に限らず、名古屋の食文化は非常にユニークで僕は大好きです。今度改めて色々ご紹介したいと思います。


今回は「スパゲッティ」にまつわる話をあれこれ思いのままに書かせていただきました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。(サトーB)