望み
菅総理から、本日3月21日(日)をもって緊急事態宣言を解除するとの発表がありました。

世間では「リバウンドは本当に大丈夫なのか?」など賛否両論ありますが、私たちにできる事は従来通りマスク、手洗い、などの基本的な感染防止対策を徹底して行うしかないと思います。

パリではまた外出禁止令が発令されるそうです・・・

コロナとの闘いはまだまだ続くと思っていた方が良いですね・・・

当店では以前から感染防止対策を完璧に施した上で営業しています。

安心してご来店ください。
相変わらず僕はスキあらば映画を観ていますが、今回は最近観た邦画では特にクオリティーが高かった堤幸彦監督の「望み」という2020年の作品をご紹介させていただきます。
堤幸彦監督

堤幸彦監督は押しも押されぬ売れっ子監督です。テレビシリーズの「金田一少年の事件簿」を演出して脚光を浴びました。以降は「TRICK」シリーズ、「20世紀少年」3部作など数えたらキリがないほど多数の作品を手掛けています。「えっ!この映画も堤幸彦監督なんだ!」と驚くほど多数のヒット作品を監督しています。

「TRICK」シリーズや「自虐の詩」などのコミカルな作品から、「明日の記憶」「悼む人」などのシリアスな作品まで幅広く手掛けています。
幸せな家庭・・・

この「望み」は一級建築士の主人、その妻、高校生の息子、中学生の娘の4人の絵に描いたような幸せな家庭が舞台です。

その高校生の息子が無断外泊をしたまま帰って来なくなり、時を同じくして同級生が遺体で発見され、そして息子にその殺人容疑がかけられ・・・という社会派サスペンスです。

ここではストーリーを細かく説明する事はしませんが、とにかく見応えのある重厚な素晴らしい作品です。観終わってからじわじわといろいろと考えさせられます。
堤真一、石田ゆり子

一級建築士の主人を堤真一、その妻を石田ゆり子が演じています。二人とも適役でした。

特に石田ゆり子の近年の活躍は目を見張るものがあります。福山雅治と共演した「マチネの終わりに」もかなり良かったです。

この「望み」では「自分の息子が、たとえ殺人犯でも生きていて欲しい・・・」という苦悩する母親役を見事に演じていました。
岡田健史

物語のキーポイントとなる高校生の長男役を岡田健史が好演しています。確かな実力で人気急上昇中です。現在のNHK大河ドラマ「青天を衝け」にも出演しています。
清原果耶

兄が殺人容疑をかけられてしまうという高校受験を控えた妹役の苦悩を清原果耶がまた好演しています。彼女はオロナミンCのCMが印象深かったです。最近では菅田将暉、有村架純主演の「花束みたいな恋をした」にも出演しています。


「望み」ほど予想を裏切るストーリー展開をする作品は昨今では稀でした。ここでネタバレになることは書きませんが、僕も観ながらにして「え~!まさか・・・こうなるの!」と度肝を抜かれました。

個人的には竜雷太(我々の世代では完全に「太陽にほえろ」の″ゴリさん”)の映画の佳境での演技が心の琴線に触れて号泣してしまいました。

重苦しく何の救いもないストーリーの作品ですが、とにかくちゃんとした作品なので超オススメです!

堤幸彦監督作品では他にも竹中直人、貫地谷しほり主演の「くちづけ」という作品も重いテーマですが、この「望み」に勝るとも劣らない素晴らしい内容の作品なのでオススメします。
(サトーB)