レイ・ブラウンを語るのにカナダ出身のピアニストでジャズ界の巨匠オスカー・ピーターソンは必要不可欠です。
ピアノ、ベース、ドラムの3人による”ピアノ・トリオ”というジャズにおける基本的な編成で「オスカー・ピーターソン・トリオ」は揺るぎない地位を確立しました。
超絶技巧でありながらも、アバンギャルトな方向には行かずハッピーな親しみやすい演奏に徹したこのトリオは多くのジャズファンを魅了しました。
ピアノ・トリオは「ビル・エヴァンス・トリオ」とキース・ジャレットの「スタンダーズ」とこの「オスカー・ピーターソン・トリオ」がジャズ史上有名ですが、間違いなく「オスカー・ピーターソン・トリオ」が良い意味で最もリスナー寄りのポップな演奏をしていました。
レイ・ブラウンは長年に渡りその「オスカー・ピーターソン・トリオ」に参加し数多くの名演を残しました。

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