Chris Botty In Boston
名盤紹介シリーズも回を重ねることVol.5となりました。

今回は絶世のイケメントランペッター、クリス・ボッティーの名盤「Live In Boston」をご紹介させていただきます。
Chris Botty(1962年〜)

1995年にファーストアルバム「ファースト・ウイッシュ」を発表以来、抜群のルックスと音楽センスでスムースジャズ界の貴公子として君臨し続けているクリス・ボッティーですが、2009年のこの“Chris Botty In Boston”は間違いなく彼のアーティストとしてのピークを記録したライブアルバムです。

「Chris Botty In Boston」

2008年9月18日、19日にボストン・シンフォニー・ホールでオーケストラをバックに自らのバンドを中心に行われたこのコンサートはとにかくゴージャスです。

何と言っても、スティング、スティーブン・タイラー、ジョン・メイヤー、ヨーヨー・マを始めとするゲスト陣がウルトラ豪華です。

とにかく1曲1曲のクオリティーがため息が出るほど高く正に珠玉のアルバムです。
「ヨーヨー・マ」

中でも大御所チェリストのヨーヨー・マをゲストに迎えてのエンニオ・モリコーネの「ニュー・シネマ・パラダイス」は圧巻です。
「スティーブン・タイラー」

大ロックスターのスティーブン・タイラーまでゲストで出てくるとは恐れ入りました。

チャップリンの名作「スマイル」を感情過多にならず、丁寧に歌っているので好感が持てます。


クリス・ボッティーの素晴らしい点はトランペットなのに“頑張りすぎない”所です。

ハイトーンで「これでもか!」と言わんばかりに攻めるトランペッターもいますが、そういうタイプではありません。

ある意味ずるいのですが、その楽曲全体を計算して「美味しい所を持っていく」スタイルです。このアルバムでもラストの「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」における演奏などはその際たる例です。

このアルバムはDVDも発売されています。映像でも十分楽しめます。
スティーブン・タイラーが自分の父親を紹介する所も収録されていて少しウルっと来ます。

クリス・ボッティーで1枚と言われたら僕は迷わずこのアルバムをオススメします。
ジャンルを超えた名盤の中の名盤です。(サトーB)