よくエフェクターなどの商売文句で
「原音に忠実」
ってありますが、私にはエレキ楽器の原音って何処にあたるのか、長年謎のままです。
音は最終的にアンプから出しますんで、言ってしまえば、
大多数のミュージシャンはケンタウロスの上半身だけ日々愛でて運んで、
下半身はいつも間に合わせで闘っているような、なんとも言えぬ中途半端さもありますが、
音量が上がれば万事OK的なロックの醍醐味とも思えます。
その点に置いてアコースティック楽器は強いと思っていました。常に一体です。
なので Nicogiのライブを聴いて
「生音がやっぱ最高!!」
ってなるんだと信じてました。
でも実際には、そうも簡単な話ではありませんでした。